「一緒に頑張ろう」と思える関係性を大切に
―Blue Oceanスタッフに聞く、やりがいと失敗からの学び ―

今回は、Blue Oceanで働くスタッフにインタビューを行いました。
就労移行支援の現場で感じるやりがいや、失敗を乗り越えた経験、そしてこれからBlue Oceanで働く仲間に伝えたい想いについて伺いました。

BO社員インタビュー

― Blue Oceanでは、どのような方が対象ですか?

スタッフ:
対象となるのは、主に18歳〜65歳の障がいのある方々です。
将来的に一般企業への就職を目指す方々に向けて、日々さまざまなサポートを行っています。

― どのような支援をされていますか?

スタッフ:
まずは、その方に合った就職の目標を一緒に設定するところから始まります。
そこから逆算して、必要なスキルを身につけられるように、ビジネスマナーやITスキル、コミュニケーション(ソーシャルスキル)などの実務的な訓練を提供しています。

― 就職活動のサポートもされているんですね。

スタッフ:
はい。履歴書の添削や面接練習など、具体的な就職活動の準備も一緒に進めています。
職場実習に参加する際は、スタッフが同行し、現場でのサポートも行います。

― 業務の中でやりがいを感じたエピソードを教えてください。

スタッフ:
生徒さんと話していて、私の体験談に対して「ああ、そういうことなんですね!」と納得した表情を見せてくれたときは、「一歩前進したな」ととても嬉しくなります。


人それぞれの考え方や捉え方のクセって、変えるのが本当に難しいんですよね。だからこそ、一緒にその壁を乗り越えたときの喜びはひとしおです。


また、卒業後も長く働き続けている方の姿を見ると、自分の仕事に誇りを感じます。
「今、大変だけど充実してます」って言葉を聞けたときは、「この仕事やっててよかったな」って心から思いますね。

― 逆に、失敗した経験はありますか?

スタッフ:
あります、たくさん(笑)。
以前、就職に前向きになってほしくて「頑張ろう」と背中を押してしまったんです。でも、その方の体調やコンディションを十分に見られていなかったことで、無理をさせてしまいました…。


そのとき、「伝えるべき“正しさ”があっても、それが“今の相手”に合っているとは限らないんだ」と痛感しました。


それ以来、相手の表情や様子をよく見るように心がけています。
言葉に表れない“サイン”に気づけるよう、スタッフ自身の感度も磨いています。

― 最後に、皆さんへメッセージをお願いします!

スタッフ:
Blue Oceanでは、「挑戦 → 失敗 → 改善」を繰り返すことを大切にしています。
失敗を恐れずにチャレンジできる環境があるからこそ、自分自身も成長できるんです。


私たちは、生徒さんを“引っ張る存在”ではなく、「一緒に頑張ろう」と伴走する関係性を大事にしています。そのため、サポートの中でも“自己理解”を深める機会を重視しています
新しいことに挑戦するのは、正直しんどいこともあります。でも、そんな時こそ私たちも一緒に向き合います。


誰かの「はじめの一歩」に寄り添いながら、自分自身も成長できる場所。
そんなBlue Oceanで、一緒に働く仲間に出会えることを楽しみにしています!

コメント